二日続けてボクシングの巻。

 村田諒太、負けちゃいましたね。昨夜は、兵庫組合の総会&懇親会が有りLIVEで見れなかったので今朝録画していたのをじっくり見ましたが、ジャッジの採点には誰もが納得が行かないでしょうが負けは負けです。

有効打より手数を取ったと言う事でしょうが、中盤以降の作戦ミスも影響してると思いますね。WBAはオープンスコアでは有りませんので、村田陣営は完全にポイントではリードしていると読んだんでしょう。   相手の動きが微妙にヒットポイントをずらしていてダメージを与えきれていなかったんですが、パンチが当たってたんですから少々強引に行った方が良かったんじゃないでしょうか。 

 しかし何れにせよ、その時や開催地でジャッジの基準が変わってしまうなんてのは公正なスポーツとしては問題が大きすぎます。ボクシングの採点基準は、クリーンヒット(有効打)アグレッシブ(いかに攻撃的であるか)デフェンス(あくまで攻撃につながるもの)リングジェネラルシップ(主導権を持って試合をコントロールしたか)の四点なんですが、今回の試合ではアグレッシブと言う事を除いて村田諒太の方が圧倒していたのは確かです。 ガードの上からさほど威力を感じさせないパンチを打つことにポイントを与えるのはボクシングの魅力を半減させてしまいます。ガードを固めるのもデフェンスの技術ですし、有効打やプレスも村田諒太の方が優っていました。 要するに見栄えの問題なんですかね?

でもパンチ力やプレスのかけ方等、ハッキリ世界の一線級に通用する事がわかりました。 マッチメイク等、難しいでしょうが再び挑戦して欲しいもんです。

明けて今日は井上尚弥がバッグンの強さで文句なくKO勝利。また負けてしまいましたが八重樫東には本人は引退するとはまだ言ってませんが、お疲れ様と言いたいですね。さて、今日の一句。

               頼りなき 物の例えか 糸蜻蛉

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