砂の器に涙すの巻。

 さて、ブログのネタが無くなった時はI書店さんも多用する、今日は何の日ネタですが、6月22日はボーリングの日なんだそうです。しかし天邪鬼な私は、「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」の方に心が傾きます。ライ病、所謂ハンセン氏病なんですが、ご存知のように昔は患者本人はもとよりその家族までが酷い差別を受けました。今は研究が進んで完治するし感染力も弱いものと解明されております。

 そして、私が思い出すのは松本清張原作の「砂の器」でございます。勿論原作も読みましたが、その映画のワンシーンです。後の主人公・和賀英良(本名本浦秀夫)が村を追われた父・千代吉と共に放浪するシーンです。

言われなき差別の為に巡礼姿で放浪を続け、物乞いの様な施しを受ける際も、病のために扉を閉ざされる・・・。多感な10代に見た映画ですが映画館の暗がりで、涙を堪えたのを覚えています。惜しむらくは刑事役の丹波哲郎の演技が、失笑物だったんですがね。 さて、今日の一句。

                                                   流されて 梅雨晴れの風 浮浪雲

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