正月三日目の巻。

　正月三日目で御座います。ボチボチと仕事をしておりますが、正月のTVって奴はホントにつまらんもんですね。

私は、普段からTVってニュース・スポーツ・映画・ドキュメンタリー位しか見ないんですが、朝っぱらからバラエティー番組ばっかりで嫌んなっちゃいますね。

年末は、ボクシングが何試合も放送されましたが、忙しくてLIVEで見れなかったので、録画したのを昨日と今日ゆっくり見たんですが、井上尚弥。何にも言う事は無いですね。スーパーフライに最早敵なしでしょう。ロマゴンが連敗した後、対戦する必要は無くなり、シーサケットにも完勝する姿しか浮かんで来ません。今年は早々にバンタム級に階級を上げるそうですが正解です。

大晦日、大トリを飾った田口良一。強くなりましたね。同門の内山が引退した後、初めて年末のメインを任されたんですが、これまで内山の影に隠れていて知名度は今一だったんですが、大役見事に果たしました。八重樫を１Rで葬ったIBFチャンピオンのミラン・メリンドを捌ききっての統一戦。立派な統一王者です。

そんな中、一つ残念だったのは井岡一翔の引退会見でした。デビューした時はその才能に驚き八重樫との激闘にも感激したんですが、その後のマッチメイクや言動はファンの期待を裏切り続けました。

ロマゴンから逃げた事はどんな言い訳も通用しないでしょう。親父との確執や脱税騒動等、身辺も落ち着いて練習出来る環境にも無かった事は分かるんですが、大晦日のタイトル戦が終わったタイミングでの会見なんて選手やファンにとって礼を逸する行為だと責められても仕方ありません。

気分が悪かったので早々にチャンネルを替えましたけどね。要するに井岡一翔はいつの間にかボクサーとしてのハングリーさを失ったんでしょう。幾ら大金を稼いでもボクサーは、強くありたい、強い相手と戦いたいと言うハングリーさを忘れては、グローブを置くしか無いんでしょうね。

年末のカード、ゆっくり見れるお正月に変更して貰えないかなぁ～って思っちゃいました。さて、今日の一句。新年の季語って苦手なんですね。

　　　　　　　　　　　　三日はや　籠る部屋には　薄埃

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