溜息がでちゃうの巻。

 週に一度位でしょうか、スーパーへ食料品の買い出しに出かけます。主に行くのは安売りを全面的に主張してるお店ですけどね。

行くと買う当てがなくっても必ず鮮魚コーナーに足を止めるんですが、時々「ん???」って魚が売ってたりします。先日も、何時ものスーパーへ開店早々に出かけたんですが、50cm程の「アコウ」(標準和名・キジハタ)が窮屈そうにトレーに乗せられラップをかけられて並んでました。50cmのアコウって言えば、そうそう釣れるもんじゃ御座いません。アコウって夏が旬の高級魚で「冬の河豚、夏のアコウ」とも言われ釣り人にも人気の有る魚で、40cm位のを釣ってもかなり自慢できるサイズです。

それがあ~た、安売りスーパーに置かれてるってのはチョット衝撃ですね。値段を見れば2500円程、釣り師が血道を挙げ高価な餌やルアーで狂った様に追いかけ回してるのが、たった2500円って!しかし誰が買うんでしょうかね。コーナーの隅っこには控え目に「調理します」って札が置かれてますが、今じゃ一般家庭でアコウを夕餉になんてのはあんまり無い様に思うんですが?

ここのスーパーの鮮魚仕入れ担当者の好みなんでしょうか、以前も80cm程の「白アマダイ」や50cm程の「黒鯛・関西でチヌってやつね」1m程の「アカヤガラ」も見かけました。お店屋さんが仕入れに来る様なスーパー(失礼ですが)でも無いんですが・・・。又、普通によく買われる鮭や鯖・烏賊・蛸なんかに比べても、かなり安い値段が付けられてます。黒鯛なんて500円でした。500円ですよ!釣り師に言わせれば50cmの黒鯛は年なしなんて呼ばれて、そう釣れるもんじゃ御座いません。別に算盤ずくで釣りに行くわけじゃないんですが、貧果に終わった翌日なんかに行くと溜息の一つも出ようかってもんです。さて、今日の一句。

              欲張って 摘む程でなし 蕗の薹

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