「怪異博物館」を読むの巻。

先日買取した本の中に柴田宵曲の「妖異博物館・正・続」ちくま文庫が有りました。柴田宵曲は、ほぼ独学で俳句・短歌を収め「ホトトギス社」の編集員になり、後に「子規全集」の編集に尽力しました。私も柴田宵曲は、俳人・歌人としての評価は知っておりましたが、上記の書籍を読むのは初めてです。きっと三田村鳶魚等の影響も有ってこんな本を書いたんではないでしょうか?内容は「甲子夜話」「耳嚢」や「今昔物語」古くは中国の書物等の怪異な話を収集して分類した物と申しましょうか。読みやすく書かれているので寝る前なんかに読むのに丁度良いかと思います。それに怪談話何てのは、古い話や言い伝えを何度も書き換えたり、脚色しなおしたりして段々とそれらしい話になって来たんだなぁ、と言う事がよく解る本ですね。今日の一句。

  鳴けや鳴け 儚き命 蝉の声

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