節分の夜の巻。

 節分でございます。昼間に近所のスーパーを覗いたんですが、恵方巻てやつが山積みになって売られてました。売れ残っちゃったらどうするんでしょうね。私は買いませんね。私の子供の頃は、勿論恵方巻なんてものはありません。節分の日は、鰯の塩焼きを食べその頭を柊の小枝に刺して家の入口に刺しておくのが習わしでした。もう今ではこんな風習があったなんて、かなりな年齢の人でも知らない様ですね。夜になっても近所で豆まきをしている様子は御座いません。以前は子供の声で「鬼は外、福は内」なんて声が聞こえたもんですが、静かなもんです。さて、今日の一句。

           節分の 静かなる夜 鬼何処(いずこ)

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